2025年6月30日(月)~2025年7月13日(日)にイギリスで開催される、テニスのウィンブルドン選手権についてハイライトを時系列順に整理していきます。
決勝を終えて
準決勝を終えて
<トップハーフ>
ヤニク・シナー選手(1)とノヴァク・ジョコビッチ選手(6)の対決は、シナー選手が6-3, 6-3, 6-4でジョコビッチ選手を圧倒し、決勝進出を決めました。
試合後にジョコビッチ選手がインタビューで語ったように、ジョコビッチ選手は準々決勝の最後に脚を痛めており、その影響から思うように身体が動かなかったようです。
<ボトムハーフ>
カルロス・アルカラス選手(2)とテイラー・フリッツ選手(5)の対決は、6-4, 5-7, 6-3, 7-6でアルカラス選手が勝利して、決勝に進出しました。トップハーフとは異なり、こちらは接戦となりました。
決勝の組み合わせは次の通りです。
- ヤニク・シナー選手(1) vs カルロス・アルカラス選手(2)
1か月前の全仏オープン決勝と同じ組み合わせとなりました。全仏オープンではアルカラス選手が勝利しました。アルカラス選手はウィンブルドン選手権を連覇していることからも分かる通り、芝を得意としております。一方のシナー選手はハードを得意としていますが、芝はそこまで得意ではありません。
次の2つの動画は、各選手の今大会のハイライトです。シナー選手はストロークが速くて強烈です。一方のアルカラス選手はドロップショットを始め、不意をついて相手選手を走らせる戦術を得意としています。シナー選手は芝でよく転倒する場面が見られますので、芝のアルカラス選手とは相性が悪いでしょう。
シナー選手がウィンブルドン初優勝を飾るのか、アルカラス選手が三連覇を成し遂げるのか、非常に楽しみです。
準々決勝を終えて
<トップハーフのシナー山>
<トップハーフのドレーパー山>
ノヴァク・ジョコビッチ選手(6)とフラビオ・コボッリ選手(22)の対決は、ジョコビッチ選手が6-7, 6-2, 7-5, 6-4で勝利して、準決勝に駒を進めました。
<ボトムハーフのズべレフ山>
<ボトムハーフのアルカラス山>
4回戦を終えて
<トップハーフのシナー山>
優勝候補のヤニク・シナー選手(1)が、グレゴール・ディミトロフ選手(19)に3-6, 5-7と続けてセットを落として2セットダウンとなり、このままディミトロフ選手が押し切るかと思った矢先、第3セット2-2の途中でディミトロフ選手が突如脇腹を押さえてうずくまってしまいました。そのままディミトロフ選手が棄権することとなり、シナー選手が準々決勝に進出しました。
シナー山の準々決勝の組み合わせは次の通りです。
- ヤニク・シナー選手(1) vs ベン・シェルトン選手(10)
<トップハーフのドレーパー山>
ノヴァク・ジョコビッチ選手(6)とアレックス・デミノー選手(11)のシード勢対決は、スコア以上に白熱した試合内容でした。特に第4セットはデミノー選手が4-1とリードしながらも、そこからジョコビッチ選手が追いつき、そのまま勝利してしまいました。
3回戦を終えて
<トップハーフのシナー山>
ロレンツォ・ソネゴ選手がブランドン・ナカシマ選手(29)を6-7, 7-6, 7-6, 3-6, 7-6の死闘の末に勝利し、4回戦進出を決めました。
<トップハーフのドレーパー山>
2回戦でトマーシュ・マハーチ選手を(21)下した予選勝者のオーガスト・ホルムグレーン選手は、アレックス・デミノー選手(11)にストレートで敗れ、3回戦で姿を消しました。
ヤクプ・メンシーク選手(15)とフラビオ・コボッリ選手(22)のシード勢対決は、コボッリ選手がストレートで勝利する結果となりました。
<ボトムハーフのズべレフ山>
1回戦でアレクサンダー・ズべレフ選手(3)を破る大金星をあげたアーサー・リンダークネッシュ選手ですが、カミル・マイクシャク選手にストレートで敗れ、3回戦で姿を消すこととなりました。マイクシャク選手は今大会、1回戦で芝を得意とするマッテオ・ベレッティー二選手(32)に勝利しており、侮れない選手です。
テイラー・フリッツ選手(5)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ選手(26)に勝利し、4回戦進出を果たしました。
<ボトムハーフのアルカラス山>
2006年生まれの18歳で期待の若手であるジョアン・フォンセカ選手は、ニコラス・ジャリ選手に敗れ、3回戦で姿を消しました。
2回戦を終えて
<トップハーフのシナー山>
<トップハーフのドレーパー山>
2回戦でマリン・チリッチ選手がジャック・ドレーパー選手(4)に6-4, 6-3, 1-6, 6-4で勝利する波乱がありました。2017年のウィンブルドン選手権で準優勝を飾っているチリッチ選手ですが、83位までランキングを落としており、かつ今シーズンのドレーパー選手の活躍を鑑みると、番狂わせであると言えるでしょう。
<ボトムハーフのズべレフ山>
<ボトムハーフのアルカラス山>
地元イギリスのキャメロン・ノーリー選手がフランシス・ティアフォー選手(12)を4-6, 6-4, 6-3, 7-5で下す大金星をあげました。同じく地元イギリスの選手であるドレーパー選手が2回戦で敗退したため、地元の選手はノーリー選手のみとなりました。
1回戦を終えて
<トップハーフのシナー山>
<トップハーフのドレーパー山>
<ボトムハーフのズべレフ山>
1回戦でアレクサンダー・ズべレフ選手(3)がノーシードのアーサー・リンダークネッシュ選手に6-7, 7-6, 3-6, 7-6, 4-6で敗れる番狂わせがありました。
1回戦でダニール・メドベージェフ選手(9)がノーシードのバンジャマン・ボンジ選手に6-7, 6-3, 6-7, 2-6で敗れる波乱がありました。
<ボトムハーフのアルカラス山>
ドロー
ヤニク・シナー選手(1)率いるトップハーフのシナー山を見ていきます。

次にジャック・ドレーパー選手(4)率いる、トップハーフのドレーパー山です。

次にアレクサンダー・ズべレフ選手(3)率いる、ボトムハーフのズべレフ山です。

最後にカルロス・アルカラス選手(2)率いる、ボトムハーフのアルカラス山です。
