テニボくん
プロの試合見てるけど、あんまりラリー続かないな。
テニラケコーチ
そうだね。サーバーがだいたい5本目まで、長くても7本目までに決めようと打ってるからだよ。
テニボくん
えっ、そうなんですね!確かに長引いてラリーまで持ち込まれるとサーバーの利点がなくなりますもんね。
テニラケコーチ
そうなんだよ。今回は本数に応じた戦略的な展開練習を見ていこう!
目次
- サービス側で心掛けること
- リターン側で心掛けること
サービス側で心掛けること
まずは1本目が入らないことには始まらない。始めに、サービス側で心掛けることを見ていく。
テニボくん
やっぱ。サーブが入る確率が最重要なんですね。
テニラケコーチ
いや、実はそうではないんだ。サーブが入る確率よりも、サーブでポイントを取った確率の方が重要なんだよ。
テニボくん
えっ、そうなんですか?!気に留めるべきはサーブポイント獲得率なんですね!
トッププロの1stサーブポイント獲得率は80%にもなります。Big3だと、90%近くにもなります。
トッププロがブレークを許すのは、1セットに1回あるかないかという程、低い確率なのです。
先程、サーブポイント獲得率が重要と述べましたが、サーブが入る確率が決して重要でないわけではありません。
試合では、1stサーブが入る確率は70%を目標にしていきましょう。また、60%を下回らないという意識も大切です。
1stサーブが60%入り、その内80%がポイントに結び付けば、サービスゲームを結果的にキープすることが出来ます。
試合に勝つ為には、1stサーブポイント獲得率80%を目標にした、戦略的な展開練習が重要になってくるのです。