ATP/ITFツアー

【特集】ティム・ファン ライトホフェン選手

今回は、最近よく名前を聞くライトホフェン選手に関して見ていきます。

経歴

プレースタイル

スヘルトーヘンボスの決勝ではダニール・メドベージェフ(ロシア)をいとも簡単に倒した。彼のコーチ、イゴール・セーブリングをよく知っているんだ。彼の母がセルビア人でもあり、彼自身は僕と同世代でジュニアの大会を一緒に戦ってきたんだ。この前も少し話した。ティムのことはそこまでよく知らないが、この数試合と同じようにいいプレーができればいい」  まだ対戦したことのない選手と戦うのは、どんなもの? 「当然、初対戦はいつだって難しい。しかも、相手は失うものが何もない。彼のプレースタイルがわからないから、試合の中で対応していかなければならない。事前に情報を集めて、戦術面でも準備が必要だ」 かつては君も彼と同じような立場だった。若く、無名でテレビで見たような選手と対戦するときがあったはずだ。そのときの気持ちを思い出せる? 「選手はみんなその立場を経験している。一つずつ階段を登っていくんだ。いつかは、初めてウインブルドンのセンターコートでプレーする日が来る。彼にとって、僕と初めての対戦もそうだ。決勝の舞台でメドベージェフに対してあれだけ素晴らしいプレーができるのだから、自信があるのだろう。大きな舞台でも問題なくプレーできるようだ。もちろんグランドスラムは5セットマッチだから、他のツアーの試合とは異なる。彼のプレースタイルはこのサーフェスによく合っている。ビッグサーブがあり、片手打ちのバックハンド、スライスもうまく織り交ぜる、オールラウンドプレーヤーだ。早めにラリーを終わらせることも、じっくりラリーをすることも、ネットに出ることもできる。大きなステージでプレーするのを楽しみにしているだろう