ロジャー・フェデラー選手が先日、レーバーカップをもって現役引退することを発表しました。
今回は、フェデラー選手の引退試合となるレーバーカップについて特集していきます。
レーバーカップって何?
レーバーカップは2017年から毎年開催されているエキシビジョン・マッチです。
大会名にレーバーとあるように、往年の名選手であるロッド・レーバーが発起人となっています。
チーム・ヨーロッパとチーム・ワールドにわかれて対戦します。
レーバーカップは下記の通り、毎年開催地が異なります。2022年はイギリス・ロンドンでの開催です。
- 2017年:チェコ
- 2018年:シカゴ
- 2019年:ジュネーブ
- 2020年:※新型コロナの影響により延期
- 2021年:ボストン
出場選手は?
まず始めに、チーム・ヨーロッパの出場選手です。チーム・ヨーロッパのコーチはビヨン・ボルグです。
- ロジャー・フェデラー
- ラファエル・ナダル
- ノバク・ジョコビッチ
- アンディ・マレー
- ステファノス・チチパス
- キャスパー・ルード
- マッテオ・ベレッティーニ
今大会で引退する最年長のフェデラー選手を筆頭に、チーム・ヨーロッパはBig4が勢揃いです。
次にチーム・ワールドの出場選手です。チーム・ワールドのコーチはジョン・マッケンローです。
- フェリックス・オジェ=アリアシム
- テイラー・フリッツ
- ディエゴ・シュワルツマン
- アレックス・デミノー
- フランシス・ティアフォー
- ジャック・ソック
- トミー・ポール
チーム・ワールドは、直近の全米オープンで大活躍したティアフォー選手を擁する若手中心の編成です。
放送予定は?
今年はTennis TVなどでのライブ配信はなく、WOWOWオンデマンドの独占ライブ配信です。
- 1日目:9/23(金) 21:00~
- 2日目:9/24(土) 21:00~
- 3日目:9/25(日) 20:00~
ルールは?
レーバーカップはシングルス3試合、ダブルス1試合を3日にわたって行います。3セットマッチで、ファイナルセットはタイブレーク制度を採用しています。
独自のポイント制度を導入しており、次の通り日によって獲得ポイントが異なります。
- 1日目:1ポイント
- 2日目:2ポイント
- 3日目:3ポイント
ポイントを争い、先に合計13ポイントを獲得した方のチームが優勝です。
因みに、本大会での獲得ポイントはATPポイントには影響を与えません。
まとめ
フェデラー選手の引退試合、Big4全員集合…会場を満席にするには十分過ぎます。
Big4に注目が集まりがちですが、チーム・ワールドの若手も実力を伸ばしてきており、勝敗がどちらに転ぶかは全くわかりません。
皆さん、フェデラー選手の最後の雄姿を見届けましょう。