トレーニング

【部活】強いテニス部をつくる方法

3年間という時間的制約

テニス部として高い目標を達成するために、まず理解すべきは3年間という時間的制約があるということです。

なんとなくストローク練習をしてませんか?

先輩たちもそうしていたからといって「数打ちゃいい」とばかりに、ひたすらサーブ練習を繰り返してませんか?

プロと同じ練習をしていたのでは、時間が足りません。朝練を取り入れたとしても、普段の授業がある中で強くなるには、全てのショットを満遍なく練習していては、3年生の夏という大舞台に準備が間に合いません。

強いテニス部をつくる、高い目標を達成するのに必要なのは、3年間という時間的制約を意識した優先順位付けされた練習メニューです。

では、どのショットから練習していけばいいのでしょうか?

試合に勝つために重要なショットとは?

テニスで最も重要なショットはなんだと思いますか?

この質問をすると、多くの人が「フォアハンド・ストローク」と答えます。

テニスが上手い人と強い人は違います。フォアハンドがキレイで速いと、上手く見えます。しかし、試合で勝てる強い人はフォアハンドがキレイで速い人ではありません。

試合でポイントを取るのに最も重要なショットはサーブです。試合で勝つには、試合でポイントを取る展開の多いショットから優先して練習していくのが最も効率的な練習です。テニスのレベルにもよりますが、実は多くのテニスは1球目のサーブ、2球目のリターン、そして3球目のショットのどれかで決まります。4球目以降のラリーに持ち込み、フォアハンド・ストロークでポイントを取るパターンというのは、実はそれほど多くはないのです。


テニスのポイントは次の5つに分解されます。

  • サーブ
  • リターン
  • 3球目攻撃
  • ラリー中盤
  • ウィナー

プロとアマチュアの最も大きな違いは、ラリー中盤でアンフォーストエラーをするかしないかです。必然的にプロを目指す人はラリー中盤でミスしないようなストローク練習が増えるでしょう。しかし、必ずしもプロを目指すわけではないテニス部員が、同じようにラリー中盤のストローク練習を延々と繰り返していて勝てるようになるでしょうか?

そもそもラリー中盤までいかないのであれば、それより前段階のサーブ、リターン、3球目攻撃を集中的に練習した方が試合に勝てるようになるでしょう。

「いや、俺/私はよくラリーになるけど?」という意見もあると思います。しかし、ラリーより前段階のサーブ、リターン、3球目攻撃の精度を上げれば、もっと簡単にポイントを取れるようになります。ラリーに持ち込んでしまうと、相手のエースや自分のミスでポイントを落とすことにも繋がります。また、体力を消耗するので、連戦なども考えるとラリー前にポイントを取れるならそれに越したことはありません。