決勝を終えて
男子シングルス決勝はアレクサンダー・ズべレフ選手とカルロス・アルカラス選手の組み合わせでした。
結果はフルセット(6-3, 2-6, 5-7, 6-1, 6-2)でアルカラス選手が勝利し、通算3個目のグランドスラムタイトルを獲得しました。
21歳で全サーフェスのグランドスラムタイトルを獲得したアルカラス選手は、22歳でそれを達成したラファエル・ナダル選手の史上最年少記録を塗り替えたことになります。
因みに、この2人は2022年の全仏オープン準々決勝でも対決しています。そのときはズべレフ選手が勝利してます。
2022年に新星アルカラス選手を倒し、赤土の帝王ラファエル・ナダル選手との激闘の最中、残念ながら長期離脱を余儀なくされるほどの怪我をしてしまいます。
怪我から復帰し、1回戦でナダル選手に勝利した好調のズべレフ選手。しかしながら、引き出しの多いアルカラス選手に今度は敗れることとなります。
ビッグ4の壁が崩れ、ネクジェン(Next Generation)と呼ばれたズべレフ選手らの世代にチャンスが巡ってきたと思いきや、2023シーズンの後半からはヤニク・シナー選手とカルロス・アルカラス選手という若手による2強時代が到来しています。
しばらくはこの若手2人がグランドスラムタイトルを獲得する時代が続きそうですが、ズべレフ選手やチチパス選手、デミノー選手など、他の世代による優勝も見てみたいですね。
準決勝を終えて
男子シングルスの準決勝は、カルロス・アルカラス選手 vs ヤニク・シナー選手、キャスパー・ルード選手 vs アレクサンダー・ズべレフ選手の組み合わせとなりました。
アルカラス選手がシナー選手に逆転勝利し、決勝に駒を進めました。アルカラス選手は2022年シーズンに比べると、今シーズンはやや調子を落としているようにも見え、シナー選手の1強時代到来を思わせるほどシナー選手が強いのですが、GSの勝負所で勝ち切るアルカラス選手の強さを見た気がします。
ズべレフ選手とルード選手の組み合わせですが、ズべレフ選手が勝って決勝に進出しました。ルード選手は安定感はあり、GSでも2週目まで残ることが多いですが、準決勝や決勝で中々勝ち切れません。
準々決勝を終えて
男子シングルス準々決勝は、
4回戦を終えて
3回戦を終えて
2回戦を終えて
1回戦を終えて
ドロー
引用:Roland Garros HP